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アルファロメオ・155 V6 TI : ウィキペディア日本語版
アルファロメオ・155 V6 TI

アルファロメオ・155 V6 TIアルファロメオ1993年ドイツツーリングカー選手権(DTM)参戦のために開発、製作したレーシングカー。155 V6 TIのベースマシンであるアルファロメオ・155 GTAについてもここに記す。
== 155 GTA ==

アルファロメオ・155 GTAは アルファロメオが1992年にイタリアツーリングカー選手権(CIVT)・スーパーツーリズモクラス参戦用に開発・制作したレーシングカーである。ランチア・デルタ HFインテグラーレターボチャージャー付き2.0L直列4気筒4WDのパワートレーンを移植し製作されたアルファロメオ・155 Q4をベースとし、「サーキット用のHFインテグラーレ」とも呼ばれる〔「CAR GRAPHIC」 381、p.100、二玄社、1992年。〕。92年のCIVTにおいて全20戦中17勝を挙げメイクスタイトルを獲得。ドライバータイトルでもランキングの1位から3位を占め、ニコラ・ラリーニがチャンピオンを獲得した。
155 GTAはCIVTで圧倒的な強さを発揮したが、同選手権は1993年からクラス2規定で開催されることになり、155 GTAはDTMへ活躍の場を移すことになった。
アルファロメオのワークスチームであるアルファコルセは、1992年のDTM第21/22戦のレースウィーク中に開催地であるニュルブルクリンクで155 GTAのテストを行い同レースのポールポジションタイムに迫る速さを示し155 GTAの競争力を確認した〔「Racing On」 No.131,p.47、ニューズ出版、1992年。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルファロメオ・155 V6 TI」の詳細全文を読む



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